スウィートホリワイアンズを知ってるかい?

酒井法子が心配だ。おそらく札幌で一番心配してるのは僕だろう。そのことは麻生の居酒屋千太郎の御主人がよく知っている。ウサギは淋しいと死んでしまうんだ。こないだテレビのクイズでそれはウソと言っていたがかまうことはない。淋しいと死ぬんだよ!


彼女の生い立ちからして不幸が重なっている。両親の離婚。堅気になった父親の事故死。岡田有希子のマネージャーでもあった担当マネージャー溝口伸郎の自殺。そして今度は夫の逮捕か・・・。これだけでも不幸なドキュメンタリーじゃないか!その上、なんといっても僕は「ひとつ屋根の下」と「星の金貨」のイメージが強力だからね、ここで心配しなけりゃ男がすたるってもんだ。


さっきネットのニュースを見たら未だ行方知れずらしい。本当に山梨にいるのだろうか?なぜに山梨?うーん、山梨って言われてもなぁ、僕は武藤敬司ジャンボ鶴田しか思い浮かばないぞ。え?何々?新興宗教団体「真如苑」で保護されているという噂あり?ホントか?とにかく樹海で発見されるよりはマシだ。中年のプロレス好きはイメージを大切にするから元アイドルに思い入れが強いのだよ。『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』 という映画もあるからね。死んじゃイカンよ。ちなみに近鉄元監督の鈴木啓示も「投げたらアカン」と言っている。押尾なんとかの嫁なんてどうでもいいけど今週はスキャンダラスな話題が多いな。


おっと、こんなジメっとした話はもう止めよう。世間じゃもう夏休み。ビールとイカ刺しの季節だ。できればコマーシャルみたいに昼から外でグビグビ飲みたいとこだがそうもいかん。ということでこのバンドを聴きながら飲むことをオススメする。きっとのんびりとした気持ちになるはずだ。

ゴキゲンな音楽だろ?
このスィートホリワイアンズという大阪のバンドは1920年代、30年代のスィング、ブルース、ハワイアン、ラグタイム、はたまたカリプソまで極めて広い範囲の音楽を演奏していて、なんちゅうか、戦前のハリウッド映画のバックに流れるようなノスタルジックなサウンドがとても心地いいもんだから思わず酒を余計に飲んでしまい、ある意味僕にとっては危険なバンドとも言えるのだ。

ということでビールが飲みたくなってきた。近所の焼鳥屋にそろそろ行くか。おお、そういえばあの娘はいるのだろうか?ホルモン屋で会った笑顔の可愛いあの子だよ。うーむ、彼女のことを思い浮かべると幸せな気分になるな。名前もよく知らないけどね。いつかこのバンドのことを教えてあげたいけど、恥ずかしいから今日はそこのテレビでも見ながら無言で飲むことになるだろう。なんて勇気のないヤツ。ホントはバンドがどうしたってことより話をしたいだけなんだけどさ。いやいやまぁいいよ。中年なんて皆そんなもんだ。