長見順ライブ!

シャブの話題はもういいだろ。確かにガックリしたことは認めるよ。やっぱりか〜、と思ったのも事実だがね、こんな事件にならなきゃ注目されることもなかったような映像を、ここぞとばかり面白おかしくタレ流すテレビ局もどうかしてる。工藤静香方面の友人も参考人で呼んだらどうだい? ま、彼女の旦那もビッグなプロダクションだしレポーターも手がでないんだろうな。誰も北野誠にはなりたくないって訳だ。


そういえば昔、筒井康隆の小説で「おれに関する噂」というのがあったのだが僕は今回の騒動でそれを思い出したよ。


平凡なサラリーマンの主人公の日常が突然、テレビをはじめとするマスコミに報道される。今日食べたメニューを始め、デートに誘って断られたなんてプライベートなことも全てだ。さすがにこの常軌を逸した報道に耐え切れず主人公は新聞社の編集部に抗議に行くのだが、そこの副編集長の言葉がふるってる。



「マスコミが報道すれば、なんだってビッグ・ニュースになるのです。報道価値なんて、報道したあとからいくらでも出てくるんです」



今回の報道姿勢と微妙にリンクしてないかな? ちなみにこの小説は30年以上前の作品だ。それからな〜んにも変わってないということだろう。テレビ局の姿勢なんてそんなもんだ。



さ、下世話な話はおしまいにしよう。夏まっさかりのこの季節、僕らをもっと熱くさせる熟女のお出ましだ。マダムギター長見順が麻生に来る!



今回も旦那のドラマー岡地曙裕氏とともに来札。何を隠そう去年のライブを見に行った僕は売ってるCDとDVDを持っているので今回はグッズか何かを買うしかないのが悲しいとこだが、そんなのはあの馴染みの居酒屋で飲みながら見られるというシアワセに比べたらどうってことないことだ。


以前、このお店での大塚まさじライブのお手伝いをした時も至福の時間を感じたものだが、今回はどうなるのだろう? 同日のライジングサンでは長見さんと交流のあるハナレグミ吾妻光良&スィンギンバッパーズもライブがあるとか。


吾妻さんがもしフラッと遊びに来てセッションなんかしちゃったら僕は失禁するかもしれない。いやいや、それは千太郎御夫妻も同様であろう。まぁその前にブルースの洪水で失禁している可能性もあるので当日は着替えのパンツが必要だ。


ちなみにマダムギターはハナレグミのニューアルバムにゲスト参加してるらしい。ハナレグミって言われても見たことないのでyoutubeで探してみたら旦那の岡地さんが在籍していたボガンボスの曲をカヴァーしていた。どんととは違う意味で情感あふれる曲だ。ウクレレ竹中直人がいいね。



ああ、興奮してきたぜ。あと日曜日まで何日あるんだ?まるで小学生の遠足というか、順番待ちの風俗の待合室にいるような気分だ。こうしちゃいられない。パンツを買って飲みに行こう。