アニメ4級のつぶやき

♪幸せになりたいけどがんばりたくな〜い、と唄ってたのは忌野清志郎ですが、そのとおり!
ま、テキトーな日々を過ごしておりますがね、社会的に中年と呼ばれる世代となってしまい、そーもいってられない現実があります。

そんなときは本を読もう!ってんで、「PLUTO」の新刊読みました。ってマンガかい! 
終わっちゃいましたね。なんだかはっきりしないってか、尻すぼみに終わった感がありますけどね。昔と時代が違いますからねぇ、なんやら難しくしないとダメなんですかね。このマンガの原作は「鉄腕アトム」ですから、子供でも分かるようなつくりになってると思ってたんですけどチョッと違ったんですな。

子供のころ見てたロボットアニメと言えば永井豪の「マジンガーZ」です。

阿修羅男爵は覚えてますけど、そんなにおぼえてないですな。僕はロボットとか怪獣とかは実写の円谷作品のフリークでありましたから、アニメにはめっぽう弱いのです。正直、主人公の兜甲児とデビルマン不動明の区別がつきませんしね。


それはともかく、巨大ロボットアニメの魁となった作品ですから、見てた人は多いはずでしょう。永井豪原作で、この翌年に一応ロボット物のアニメ作品がもう一本できました。


全国の小学生がチンコを押さえながら見ていた有名作品ですね。


通のアニメファンであればこの後は「ガンダム」とかに行くののしょうが、その頃は僕も大学生になってましたから全く見てませんので一気に省略します。


比較的最近の作品といえる(のか?)「新世紀エヴァンゲリオン』の登場です。

これは人に進められてTVシリーズから見たんですけど、主人公のうじうじしてるところが新鮮で、すらっと見ることができました。ちなみに僕はアスカのファンですけどね。このTVシリーズの最終回や劇場版のエンディングは賛否両論を呼びましたけど、ねぇ、ほとんどの人が怒ってましたね。このイライラが今日、日テレでやってた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の大ヒットに繋がってるんでしょうな。って素人が偉そうですいません。

素人の人が作った動画なのにやけに玄人っぽいプロモーションビデオがありました。ちょこっとだけ宇多田ヒカルが好きになりましたよ。

画力というのかなんていうのか分かりませんが、映像美としてもスゴくないスか?
そのうち「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」をこっそり見に行く予定です。

さ、そろそろお酒の時間です。じゃまた。

 「ヱヴァンゲリヲン」よりも「ザ・レスラー」

 月曜日はスガイの映画が千円ってことで、夕方から観に行って来ましたがね、予想以上に人がいるんでなんだろうなと思ったらアレですよ。ちょっと前から「ターミネーター4」、ほんで土曜は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の封切だったんですな。


そんなことは知りもしませんから、普通に込んでるエレベーターに乗ってたら7階でほとんどの人が降りちゃったのを見て唖然としましたよ。まぁ7階はデカい箱なんで「ターミネーター4」、「ヱヴァンゲリヲン」にとっては当然なんでしょうけどね、なんか観る前から気持ちはすさみましたわな。案の定ですけど30人くらいが定員の小さな箱での開演となりました本日のお目当ての映画は「ザ・レスラー」。



説明が面倒なんで解説とかは勝手にコピペしておきます。


[シネマトゥデイ映画ニュース] 現地時間1日、現在開催中のニューヨーク映画祭(46th N.Y.F.F)で、今年のヴェネチア国際映画祭で見事最高賞の金獅子賞を受賞した映画『ザ・レスラー』(原題)の試写会と記者会見が行われ、ダーレン・アロノフスキー監督と主役のミッキー・ローク、女優マリサ・トメイ、そしてプロデューサーのスコット・フランクリンが登壇した。本作は、落ち目のレスラー、ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー)が、心臓発作を起こし、新たな人生を歩もうとするが、宿敵との再試合のために自らの命を懸けてリングに上がろうとする骨太なドラマだ。


 レスリングについてミッキーは「まったく経験がなかったから、長い間リハーサルの期間があったんだ。スタント・コーディネーターとして雇われた人物は、実際にUFCアメリカの総合格闘技)で審判を行ったことのある人で、実際のレスラーチームをおれのトレーニングのためにわざわざ連れてきてくれたんだ。最初は大変だったぜ(笑)。おれが今までやってきたボクシングとは話が違うからな。レスリングは相手とうまく組み合って技を見せないと絵にならないんだよ。この訓練は予想以上に困難で、16年間やってきたボクシング訓練よりも、たった3か月間のレスリング訓練の方がケガの数が多かったんだ。正直、おれはレスリングをスポーツとしてナメてたが、実際にチャレンジしてみたら、逆に尊敬の念を抱くようになったよ」と話してくれた。

 見事な主演カムバック作品になることについてミッキーは「ここにたどり着くまで16年くらいかかったよな。まあ、単に実力がなかったわけだけど(笑)。それにおれの辞書には、プロとしてのプライドを持ち続けるという言葉がなかったんだ。それに変化というものは、弱者のためにあるものだとずっと思ってた。そう、すべてを失うまでは……。だからこんな形で戻ってこれて、本当にうれしいよ」と熱いコメントを述べた。

 本作の評価は非常に高く、ミッキーの演技はすさまじいの一言だ。血しぶきが飛ぶリングの最前列でレスリングを間近に見ているような気持ちにさせてくれる。(取材・文:細木信宏 / Nobuhiro Hosoki)


ビヨンド・ザ・マット」や「レスリング・ウィズ・シャドウズ」はプロレスの裏側をドキュメンタリーとして踏み込んだ作品でしたが、この作品は主演のミッキー・ロークの生き様ともリンクし、人気絶頂からの転落、どん底の生活苦とともに実の娘との確執、受身で遠くなった耳の他にも常用していた痛み止めなど薬によって心臓までボロボロになった体など、今を生きることの圧倒的な現実に打ちのめされる人生の晩年にさしかかった哀しい男の物語でありました。


プロレスシーンも予想以上でしたよ。大日本プロレスを思わせるハードコアマッチ!と書いてもわかる方はいないと思いますけど、ネクロ・ブッチャーとの一戦はそのまんまのデスマッチですからね。わかりやすく言えば「有刺鉄線蛍光灯ハシゴホッチキスマッチ」って余計にわからんでしょうが、直接凶器で皮膚を傷つけ血が噴出すある意味プロレスというより痛み我慢比べ大会のような、見てるほうが痛くなるようなプロレスなんスよ。会場も実際のインディ団体の試合と同じように用意したんでしょうなぁ。規模がリアルでしたねー。


ラスト近くで観客に語りかけるシーンは心が揺れました、ホントに。不器用な男バンザイ!


こないだの「グラン・トリノ」と同様に男の映画でしたけど、観客は女性が多く推定40歳くらいのオバサンが多かったスな。昔、ミッキー・ロークを追いかけていたファンなんでしょうけど。



劇中で「80年代は音楽も最高だ。ノーテンキで。それをニルバーナが壊しやがった。90年代は本当に最低だ!」てな感じのセリフがあったんですがどうでしょう?僕は90年代のアメリカ音楽にあまり詳しくないのでわかりませんがね。日本の90年代ってバブルの終わりごろですよね、当時結婚三年目で金も無い僕は直帰してテレビばかり見てました。トレンディードラマってやつもけっこう見てましたよ。


「君が嘘をついた」の麻生祐未が好きだったんですけど、それより91年の「東京ラブストーリー」は大人気でした。鈴木保奈美織田裕二ですからな。その後、鈴木保奈美はF1リポーターのカワイちゃん
と結婚する訳でありますが、この年に「ターミネーター2」が公開されました。ほんでカワイちゃんと別れた鈴木保奈美なぜか石橋貴明と結婚するんですけど、僕はこの石橋と木梨が作っていたパロディードラマが好きだったんですな。


木梨憲武の動きは今見ても面白いんですけど、時代が違うんで今の若者にはどう映るのでしょうか?
そういやこの番組で売れる前にコントやってた松嶋菜々子の動画は事務所の力で封印されているとの噂がありますけど本当なんでしょうか?youtubeにありましたので貼っておきます。


じゃまた。

 夕やけを見ていた男 (補足あり)

今日も古本を数冊購入した訳でありますが、さすがに毎週通ってるとですな、そんなに新しい古本が入っているはずもないのであります。まぁあることはあったんですけどね。って言い訳はともかく、びっくりしたのがマイケル・ジャクソンファラ・フォーセットですな


マイケルの死因は不明なそうですがね、整形やら皮膚移植なんかの影響は少なからずあったんでしょうか。日本の芸能界の皆さんにも彼の死因が何か影響をあたえるかもしれませんが、まだ鼻しかイジってなかった頃の、絶頂を極める寸前の時期のライブパフォーマンスであります。

この1983年のモータウン25周年ライブの最後にソロで当時の新曲「ビリー・ジーン」を歌うんですけど、観客の前でムーンウォークやったのってコレが最初だったんじゃないかなぁ?この動画がよくテレビで流れてた記憶があります。タキシード着てたやつかもしれないけど、まぁいいか。


ちなみに僕は「スリラー」の前作の「オフ・ザ・ウォール」だけは持ってました。Rock With Youが好きでした。個人的には彼の歌で「ベンのテーマ」が一番いいと思いますけどね。って聞いてない?あーそー。


そしてファラ・フォーセットねぇ、ファラ・フォーセット・メジャースという長い名前のほうが馴染みですかね、中年には。チャーリーズ・エンジェルは見てたんですけど、僕は彼女の後釜のシェリル・ラッドのほうが好きでしたからな。それはともかく懐かしい動画で追悼しておきます。


チャーリーズ・エンジェルでの金髪の派手な女というポジションは大傑作のリメイク版(オレだけかも)ではキャメロン・ディアスが担当してましたが、あそこまで脳味噌のユルいイメージはもてませんでしたね。あくまでもカッコいい女って感じでした。日本のCMに出る外人ってそんなにいなかったですからな。まぁ今でいうなら脱ぎそうで脱がないモデルっぽいイメージのほうが近いのでは?佐藤江梨子の体にファラ・フォーセットの顔をコラージュしても不自然ではないと思いますぞ。関係ないですが彼女が主演した「シャレード'79」が全然面白くなかった記憶があります。ってこんな話がしたかった訳ではござんせん。


タイトルを覚えてますでしょうか?「夕やけを見ていた男」であります。

梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)

梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)


また 梶原一騎の話かよ!とお思いになるでしょうがそのとおり! って本のカバーからして書いてますけどな。あの「つのだじろう監禁事件」をはじめとしたダークサイドなフォースが渦巻く正にリアルカラテ地獄変でありました。


96年に発売された水声社の「マンガ地獄変」(植地 毅, 宇田川 岳夫, 吉田 豪 著)にも詳しく載ってますけどその監禁事件というのはビックコミックかなんかで連載していた「魔子」というつのだじろうの心霊漫画の中で「カラワジ・イキツ・キマト・ワヒオサ・ハノクキヨウ・ミツオ・レシモオイ…呪われよ!」「カチク・ツテバン・ダクリノノロイ・オウケミクニク・ルクシミ・クタルバ…呪われよ!」というセリフが出てきたんですな。


これは当時「空手バカ一代」の作画を降りたつのだじろうの鬱積した思いをアナグラムとしてマンガの中でホントの呪いをかけた訳なんですけど、あっさり解読されまして(「梶原一騎真樹日佐夫は脅迫の罪を思い知れ」「近く天罰呪いの下りを受け醜く苦しみくたばる」)、つーか、バレるだろ、ソレ!というツッコミも多数受けた模様ではあるが、昭和54年春、新宿の京王プラザホテルに監禁されたあげく、出版社や漫画家仲間宛に 詫び状までかかされる始末なのであった。って見たみたいに書いちゃいましたけど、監禁といえば猪木じゃないスか!


猪木と梶原の出会いというのは相当古く、初対面は昭和37年、梶原が初めて原作を書いたプロレス漫画「チャンピオン太」がテレビドラマ化された時だそうですよ。ちなみに第一話がインディアン・レスラー死神酋長が力道山と戦う話でもちろん猪木が死神酋長役!


おまけにこの本ではプロレス評論家の門茂男の著書「門茂男のザ・プロレス③−軍狼たちの真実」の中から、こんな素敵なエピソードを紹介してます!


星野健司が星野勘太郎に、山本勝が山本小鉄に、上田祐司上田馬之助にそれぞれ変えられたが、猪木には適当な名前がつかない。そこで御大力道山が直接こういったとか。


「死神酋長にしろ!」


「・・・いいじゃないか。星野や山本なんかは豊登命名だろう。猪木はわしが命名する唯一の男。死神酋長、語呂もいいじゃないか。白人、みな悪い、白人みな殺す、ハウ」


最後の「ハウ」がとってもキュート。


そのドラマで死神酋長役の猪木が、ここぞとばかり力道山に真剣勝負を挑んだと伝えられる。と書いてますけど、どこかにこの映像ないんですかね? 真剣勝負はウソだろうけど、死神酋長は見たいなぁ。


他にも「あしたのジョー」が半分以上はちばてつやの創作であるという興味深い事実や、「カラテ地獄変シリーズ」の作画を担当していた中条健が、連載はあと数回、残るはあと100ページほどなった頃、「お慈悲!」となぶり殺しの運命を前に裸女が叫び許しを乞う陵辱と拷問シーン、暴力とサディズムの応酬を書くのに嫌気がさして故郷の高知に戻り、中条家が祖母の代から信仰している天理教の教会長になった、など暗黒話は尽きません。


ちなみに「マンガ地獄変」は麻生の居酒屋 千太郎さんに置いてますぞ。

 松嶋×町山 未公開映画を観るTV

吉高由里子は可愛いッス。
最近は映画の主演やら地上波のドラマに出演し、売れてる女優さんとなってしまいましたがね、個人的にはシリアスな演技より映画「転々」のエキセントリックな少女役が良かったスな。

この映画は監督、出演者含め「時効警察」のスタッフが多く関連しているようで、脱力系といわれるほのぼのとした佳作であります。


この映画でそれとなく感じさせてくれたイメージを、深夜番組のインタビューではそれが素なのでありましょうか、どこか華原朋美を彷彿せる匂いとともにビンビン出しております。


中年の僕が最も距離を感じる世代の女の子でありますが、このまま世間の常識に染まらずこのキャラクターで大成してもらいたいですな。ってエラそうですまぬ。



さて常識というものについて考えると、自分たちの「これが普通」というのが人から見ると「異常ってか変!」ってのもありますわな。まぁそれはある種のカルチャーショックなんですけども、自分達の正当性を訴え続けて最終的には自分達だけの理想郷を創るべきとドンドン右に曲がって行く人々も世の中にはいますからな。


もう1ヶ月の前の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』から衝撃の問題作「ジーザス・キャンプ」。進化論は嘘、地球温暖化も嘘、ハリー・ポッターは魔法使いだから殺せ!と教えるキリスト教福音派の興味深い現実を紹介しております。


この番組は関東の人しか見られないローカルな地上波放送なんですけども便利な時代になりましたな。せっせとアップしてくださる方に感謝しております。ちなみに今週はアメリカの巨大メディア、ルパート・マードックFOXテレビを凶弾するドキュメンタリーを紹介しております。TBSラジオのストリームが終わった今、僕が楽しみにしている番組はコレともう一つ。


浅草キッド水道橋博士と評論家宮崎哲弥の『博士の異常な鼎談』であります。
この二人、ミランカでもやってましたが、構成はほぼ同じでゲストを向かえ3人でトークするという番組で先週、今週は吉田豪さんがゲストでした。

ちなみに先週までは町山智浩さんがゲストでした。
ミクシの吉田さんの日記にもリンクしてありましたな。


それとは関係ないですが芸能界を震撼させてるブログを一つ紹介します。

村西とおる日記
http://muranishi-ch.com/new/news/blog.cgi


すでに有名になってますから近々無くなる予感がします。発言が危なすぎであります!



まぁどれもタイムリーな話題ではないですが一応コネタということで。

 超能力・ア・ゴーゴー

最近はHEROESを見終わってしまったもんで次に何を見るかななんて考えてるとこなのですが、超能力モノっての昔から弱いものでありましてね、古いとこというか子供ながらにNHKでやってた「タイムトラベラー」や多岐川裕美の「七瀬ふたたび」のファンでありました。

この二作品とも筒井康隆の原作ですから知ってる人は多いでしょうな。


「タイムトラベラー」の原作である「時をかける少女」は角川が大林宣彦監督、原田知世主演で映画化し大ヒット。その前にも大林宣彦は角川で眉村卓原作の「ねらわれた学園」を薬師丸ひろ子主演で撮っております。

この気色悪いヘンテコな映画を僕は封切で見てしまったという恥ずかしい思い出がありますが、本作品の峰岸徹の怪演は見る価値あり!ってホントか?恥ずかしいことついでにいうと僕はこの人のデビュー作も見てました。

商業監督デビュー作の「HOUSE」であります。当時は梶原一騎もまだ見てなかったかもしれない池上季実子のおっぱいが見たかったのであります。まぁこんなのもどうでもいい話でしたな。


超能力で戦うといえば漫画じゃ横山光輝の「バビル二世」などいろいろありましたけど、映画じゃこれじゃないスか?

北斗の拳までに影響を与えたというこの人体破壊シーン、特撮の人も有名になったらしいですけど監督デヴィッド・クローネンバーグ出世作であります。
ビデオドローム」も「ザ・フライ」もグチョグチョして気持ち悪いですからなぁ。
そのクローネンバーグ作品では比較的グロいシーンのないスティーヴン・キング原作の「デッド・ゾーン」は隠れた名作であります。って隠れてないけどいいでしょ、そんな感じで。僕の好きなクリストファー・ウォーケンが主役であります。


なにやらコレのTVシリーズがあるらしいのでそれを見るか「ロスト」にするか迷ってますよ。
ほんじゃビデオ屋に行ってきます。

 日本ダービー 2009

まずは映像から

泥んこの不良馬場の中、横山典弘41歳みごとダービー初制覇であります。
2着にリーチザクラウン武豊、3着アントニオバローズ 角田晃一、4着ナカヤマフェスタ蛯名正義 と、今回のダービーは90年代に若手実力派と呼ばれていたほぼ同年代の騎手が上位を独占しました。
ある意味感動であります。ま、個人的にですがね。


全ての面で大人になったというか、ベテランの風格さえ感じられるヨコノリのインタビュー。

もう41になったのですなぁ、あの暴れん坊がねぇ・・・。このレースでは勝ったのにガッツポーズさえしなかったですからな。珍しいというか、初めてではないですかね、G1勝ったのに。しかもダービーなのにねー。初めてG1勝ったエリザベスのキョウエイタップの時なんかゴール前からガッツポーズ決めて問題になってた気がするんですけど・・・。


この4人には面識というか、僕がススキノにいた店を贔屓にしてくれていたものですから、思い入れはたっぷりあります。以前このコネタにも書きましたが角田がデビュー2年くらいアンチャンのころに武豊は別格として典ちゃんはすでにメジロライアンでダービー一番人気でしたからね。蛯名君は当時から真面目な青年というイメージですし、武豊さんは実寸173cmくらいありますからまるでジョッキーには見えませんしね、しかも彼の場合、若手のころからマスコミや馬主など社会に揉まれてきてますから人間もできてます。一般素人にも腰の低い好青年でしたよ、ほんとに。


まぁ角田はおいといて、典ちゃんの場合はお世辞にも愛想が良いとは言えませんでしたし、酒癖もいいとは言えないですし、正直気難しいお客さんでしたけど、メジロライアンが圧倒的一番人気の武豊メジロマックイーンを打ち負かして宝塚記念を制覇した時は嬉しかったんでしょうね、その後に義弟となる菊沢隆徳騎手からこんな話を聞きました。


メジロライアンに関係する厩舎や諸々のスタッフ全員を集めて札幌の宮の森ガーデン貸切で飲み食べ放題を自腹で支払い、もちろんキャッシュで。うろ覚えだけど100人前後っていってたかなぁ?ま、一人5000円としてもこれで50万円ですわな。その後厩務員やら身内のスタッフ20人くらいでオネーチャンの方のクラブで痛飲。これも自腹。おそらくこちらは20人くらいとはいえ一人あたり2万くらい取られてるとのことなんで40万ですか・・・その後は仲間同士で高級クラブへ消えたらしいのですが、菊リン曰く「ノリさん、すげー!! 一晩に100万ちかく人におごれる? それも関係者全員だよ! オレは無理。」と言って、違う意味で落ち込んで帰りました。ナイス菊リン!


それが91年ですからね。今ごろは銀座かどっかで関係者と祝勝会じゃないですか?
僕も遠く離れた札幌で小規模な祝杯をあげました!


横山典弘騎手ダービー制覇おめでとう!

HEROES

先日のDREAMはオンタイムで見ました。
格闘技を録画しないで見たのは久々だったのですがね、僕はやはりカンセコが最高でした。勝てるわけねーだろ!そんなもん。ガチ好きなファンには超不評だったようですが曙の格闘技路線が好物だった僕としては久々にヒットでした。

以前にもボクシングの試合を行ったようで町山さんのブログに動画が紹介されています。

デカイのがカンセコですよ、念のため。

そんなゲテモノ路線が大嫌いなガチンコファンの賛否両論をよんでいる現役(なのか?)寝技ファイターのブログ
http://ameblo.jp/takase-d/entry-10268972789.html
ブログ自体が有名になっちゃったから、知ってる人が多いかもしれませんね。


まぁこんな話はどうでもいいんですけど、先週に観た「グラン・トリノ」は良かったです。なんかの映画評にも書いてましたけどね、ロバート・B・パーカーの「初秋」に雰囲気が似てますな。男の生き様を教えるっつーんでしょうかね。もしかしたら俳優イーストウッドとしては最後の作品かもしれませんから観たほうがいいですよ。


それとリメイク物なんですが「ゲット スマート」もレンタルで観ました。なんでこんなに大金かけて真剣に作ってるのか感心します。主演は「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル。共演にアン・ハザウェイとスポーツエンターテーメントで最もシビレる男であったドゥエイン“ザ・ロック”ジョンソン。

せっかくですから1965年のオリジナルのオープニングをどうぞ。

子供の頃これは見てましたからね、余計に面白かったですわ、靴の電話とかね。主演のドン・アダムスの吹き替えを藤村有弘がやってたんじゃないかなぁ、違うか。


ほんで2.3日前から観だしたのがアメリカの人気TVシリーズの「HEROES」。まだ途中なので何とも言えませんが「24」ほどスピード感は今のところありません。一応SF作品でありますし、日本人が主要キャラってのも珍しいので最後まで観ますよ、多分。ってタイトルについてはこんだけかい!



本日は古本屋で船戸与一の「伝説なき地」を購入。10年くらい前に読んだんだけど、ストーリーはほとんど記憶に無し。南米三部作では「山猫の夏」が一番面白かったような気がするけど、どうだったかな?それにしてもこの船戸与一って人はほんと知る人ぞ知るって作家でありますな。女性ファンなどいるわけない作風でありますし、男汁全開の物語ばかりであります。直木賞作品もあるんですけどね。


まぁ最近はこんなことを楽しみとしてダラダラすごしてますわ。これはこれで好きなペースなのであります。
ではまた。