真希波・マリ・イラストリアス

会社の飲み会に参加するのはもう止めよう。我慢してる訳じゃないけど、ついつい余計なことまでしゃべっていまった。なんて口の軽い男なんだ。最近はシラフでも内緒の話をばらしたくなるし、酔っ払うと特に歯止めがきかなくなるしな。まぁいいだろう。スパイには向かない男としてこれからは生きていくよ。秘密を知りたければ僕を飲みに誘うという手もあるな。もし可愛いキミに誘われたりなんかしたら何でもしゃべるよ。これが開き直りというやつだ。


ま、そんな話はおいといて、今日は映画が1000円の日だ。観たのは「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 破」。さすがに公開されてから日が経っていることもあって客席はガラガラ。しかしこのアニメの直撃世代ってのは20代後半だろうなと思っていたのに、若い学生のカップルが多かったのが意外だった。重度のアニメオタクと思われるツワモノルックスの方は皆無。会社をサボって見に来たサラリーマン数名。総観客は30名くらい。観やすくていい塩梅だったけど寂しさは否めない。

雑誌の表紙になってるのが新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアス。メガネで胸の大きさをアピールする台詞が印象的であったが、真のマニアの受けはどうなのだろうか。僕はメガネの女の子に特別の愛着がある訳じゃないのでやはりアスカのほうがお気に入りであるが、なかなかの存在感でありました。続く3作目でも重要な役割を担っていくのだろう。戦うシーンで見せた陶酔する姿が彼女のキャラクターのヒントになってるのかな。


今回からこの新キャラクターの登場とストーリーの変更が注目されていた訳だけど、アスカファンには辛いストーリー変更でありました。名前も式波・アスカ・ラングレーと変わっております。まぁ詳しいあらすじはウィキに既に載ってます。


この目を覆う残酷なシーンで効果的なBGMを綾波レイの声優でもある林原めぐみが歌っている。動画は以前のものから繋いでいるので本作とは異なるが、雰囲気は伝わるでしょう。



オリジナルは赤い鳥の「翼をください」。山本潤子の歌唱力がひと際目立つ名曲で、音楽の教科書に取り上げられたことも有名だ。赤い鳥といえば解散後、この山本潤子夫妻のハイ・ファイ・セット、後藤・平山の夫妻の「紙ふうせん」の二つのグループを生むことになるのだが、グループ後期にはドラムの村上“ポンタ”秀一とギターの大村憲司が在籍している。


ここにやけにギターのやかましい「翼をください」の映像もある。関係者のインタビューも貴重ですぞ。



さて、それではブライダル部門の飲み会に行ってくるよ。今日こそは余計なことを言わないつもりだ。今日のビールは苦そうだしね。