音楽のチカラ

仕事でウンザリすることには慣れっこなつもりだったが、そうでもない自分がいることに気がついた。


全くクソみてぇな奴らしかあそこにゃいない。まー、仕事だからってわざわざしょうがなく行ってたのは俺サイドの人間しか知らないんだろうが、今後一生会わなくていいと思うとスカッとするぜ。ともかくあと二日の我慢だ。俺達なんかを頼りにせずに勝手に祭りでもなんでもやってくれ。キミ達のことなんかにかまってるほど俺はヒマじゃないんだ。ああ、キミ達のことを考えると頭にウジがわいてきそうだ。もう俺の頭から出てってくれ!


おおっと、そうだ。こんな時は音楽を聴こう!そしてあんなクソみてぇな奴らを追っ払うんだ。そして頭の中をきれいにしよう。音楽はもちろんキヨシローだ!やはり声がいい!人がなんと言おうがソウルだぜ!


この曲は76年4月に発売された「シングルマン」が廃盤となった上に破廉ケンチがノイローゼでギターを弾けなくなってしまい、いろんな意味で全く先の見えないジリ貧のRCが、その年の10月に懲りずにリリースしたシングルだ。 


  この歌の良さがいつかきっと君にも
  わかってもらえるさ
  いつか そんな日になる
  ぼくら何もまちがってない もうすぐなんだ

すぐこの歌も廃盤になったがね。いい歌は残るものなのさ。使い捨てのベストセラーじゃないからね。キヨシローも言ってるしさ。
「ブルースを忘れないほうがいい。」ってね。


ということで俺はわかってもらえる人と仕事をしていくよ。俺にも仲間って奴がいるもんでね。