まっすぐに蹴る

どうもどうも。
しかし何ですなぁ・・・ っていきなり前回のコピペはよせ!


週末の暴風雪はひどかったですねー。僕は昔の映画の「八甲田山」を思い出しましたよ。
原作が新田次郎八甲田山死の彷徨』、主演が高倉健の名作。覚えてますか?
相変わらず免許のない僕は常に徒歩で通勤してますからな、体が寒さに敏感になっております。現実に鼻毛が凍りましたからね。「天は我々を見放した・・・」と北大路欣也でなくとも呟きたくなるほど寒さが身にしみました。そういえばCMでもありましたな、凍ったバナナで釘を打つやつが。凍った薔薇の花を握り潰したりしてね。そうそう、握り潰すといえば林檎を潰すダニー・ホッジという往年の名レスラーが・・・ってツカミがなげーよ!それでなくても話が無意味で古いですからな。


ともかく?とにかく?ま、どっちでもいいわい。
ほんじゃそろそろ今週も始めましょうか〜! せーの!レッツビギン!・・・て週刊になったのコレ?


まっすぐに蹴る

まっすぐに蹴る

正道会館の空手家というよりK-1ファイターと言ったほうが分かりやすいでしょうな。佐竹雅昭の著作で一部では正道会館の内幕暴露本とも揶揄されております。まぁそこまで酷い事が書いてあるとは思えませんでしたがね、館長の闇部隊が本当にいるならば威嚇される可能性はありますわな。
まずは喧嘩別れの原因となったK-1での最後の試合、武蔵との一戦。

試合自体は武蔵色の強いヌルイ試合で、どっちが勝とうがハートが震えることはないですわ。
確かに佐竹がダウンを取ってますから判定なら有利かな?とは思えるし、相手の武蔵はいつものようにノラリクラリというか、攻めていそうで手数は無いヒット&アウェイというよりアウェイ&アウェイな戦いっぷりですからアグレッシブなセコンドの声と館長の見えない力が強かったといわれても仕方ない試合であります。佐竹のファイトも無骨ですからね、残念ながら魔裟斗のようにテレビにうってつけのスマートな外見と折れないハートで観衆を魅了する求心力はありません。ま、武蔵に関しては金玉蹴られて悶絶してる絵がお茶の間では有名ですから話にもなりませんがね。



《 たとえば、僕はよく武蔵と比較されますが、あいつはキンタマ蹴られて、へしゃってしまう試合が多い。本当にいろんなやつにキンタマ蹴られて、へしゃってる。》



そのとおり!ダサい!佐竹じゃなくてもクチビルが嫌い!って関係ありませんな。


男の急所ですからな、一撃で動きが止まります。

ま、武蔵もキンタマもどうでもいいんですがね、石井館長のことをバッサリ切り捨てております。



《 最初、石井館長が「佐竹、ウチにくるならこれだけ出そう」ってパッと手を開いて指を五本立ててみせた。そのときは、僕は大学もちゃんと卒業していたし、全日本のチャンピオンでもありました。当時はバブルで館長もベンツを乗り回すほど儲かってましたから、もうちょっと出してもいいのにと思いました。50万円でも安いと思っていたのです。それで、最初に貰った給料袋の中を見たら一万円札が5枚入っていた。 》



衝撃の初任給であります。普通の生活は無理であります。大仁田厚じゃあるまいし5万で何をやれというのか!と思ったことでありましょう。
現在のK-1といえばインテリ人情空手家の角田信朗を真っ先に思い浮かべる方が多いのでは?
彼にも噛み付いていますよ!



《 彼はK-1の人気が出だして、やっと正道会館に入ってきた。放映権料がどうしたなどと、いわばK-1の立ち上げに向けて“トンネル掘り”をやってるときには全く影も形もありませんでした。彼はいいところを持って行くのが上手ですから、特異ではありますが凄い能力だと思います。
 たぶん彼のことを好きだと言う後輩は一人もいないと思います。テレビのイメージと違って全然人情家でもなんでもないですし、むしろ後輩たちが彼に関するクレームをよく僕のところに持って来ていました。“佐竹さん、何とかして”という感じです。 》



だまされてるのか、俺も? 
フジテレビの特番でアンディ・フグを看取ったり、探偵ナイトスクープみたいな関西系のテレビで見かけると確かにカメラを意識してるような気がするし、島田紳介のブレーンっぽいのもテレビの影響下では説得力ありますもんね。



《 新しいタイプの格闘技としてK-1をプロデュースしていきましたが、やってることは明らかにキックボクシングです。K-1には空手とカンフーが入っているとかテコンドーもKがつくなど宣伝していましたが、カンフーの要素なんてどこにもない。
 これはあまり知られてない話ですが、K-1という名前は石井和義の“カズヨシ”から取った“カズヨシ一番”という意味でもあります。フジテレビがK-1というネーミングを最初に考えていたのですが、「それってカズヨシ一番だね」という話になって、結局そのまま決まってしまった。 》



おいおいおい。こんなこと書いて命の心配はしなくていいのか!闇社会に詳しくなくとも佐竹の身が心配になる一文であります。


前田日明のことは今でも慕ってるようですよ!
とまぁやはり、けっこう物騒なことも書いてましたな。古本屋で105円でしたー。


ではそろそろお酒の時間です。また今度。