私は「うつ依存症」」の女( Prozac Nation )



大胆にコピペ引用


《 音楽ライターとしてそのキャリアをスタートさせた作家エリザベス・ワーツェルのベストセラー自伝的小説に基づき、うつ病を持つ少女のスキャンダラスな生活を正面から描いた作品。主演は「アダムス・ファミリー」で存在感をアピールし、「バッファロー'66」、「耳に残るは君の歌声」などで大人の女優としてスクリーンに強い印象を残したクリスティーナ・リッチ。彼女は、共同制作者として脚本の書き直しや監督選出にも参加している。監督は、1997年「不眠症 オリジナル版-インソムニア-」で監督デビューを飾り、高い評価を得たエーリク・ショルビャルグ



1986年、若くしてすでにライターとしての才能を高く評価されている少女リジークリスティーナ・リッチ)は、念願の名門ハーバード大学に入学。彼女は美しく魅力的で才能にもあふれ、その未来は誰の目にも明るく開かれているように映っていた。しかし、彼女がハーバード大学に持ち込んだ大きな荷物は、タイプライターやスーツケースだけではなかった。夫と別れた母親(ジェシカ・ラング)からの異常なまでの期待、ほとんど途絶えてしまっている父親との微妙な関係、そして、自分の身体を傷つけてしまう「うつ」の症状…。それでも入学当初は全てがうまくいっているように見えた。ルームメイトのルビー(ミッシェル・ウィリアムス)と仲良くなり、大学の権威ある賞を受賞し、ローリング・ストーン誌からは表彰され、パーティではドラッグも男も覚えた。


だがそんなある日、リジーの悪ノリから親友ルビーとの関係が壊れてしまう。また、幼い頃に別れた父親の突然の訪問が拍車をかけ、リジーの精神はさらに不安定になっていく。いつしか彼女は「うつ」とドラッグに身を沈めることとなった。仲間たちは精神科医スターリング(アン・ヘッシュ)の元にリジーを連れて行くが、一向に回復に向かわない。母親が大学に呼び出された頃には、既にボロボロの状態で、リジーは文章もろくに書けなくなっていた。そんな娘を母親は「なんのために苦労して育てたのか!」と、激しく責め立てるばかりだった。リジー精神科医や母親から逃げるように、テキサスに帰省中の恋人レーフ(ジェイソン・ビッグス)に救いを求める。しかし、それでも苦しみから逃れることなどできないと、リジー自身が誰よりも良く分かっていた。「うつ」と闘うのは、自分自身なのだから。感情のコントロールができず、周囲の人を傷つけ、自分自身も傷つけるリジーの狂気じみた行動が続いてゆく。彼女は「うつ」の淵から立ち直ることができるのか……》




主人公を女性とした精神障害神経症?)の映画は邦画でも松尾スズキの「クワイエットルームにようこそ」やら真木よう子主演の「ベロニカは死ぬことにした」(原作は外人)やらありますがね。
うーむ、なんつーんでしょうかコレ。


観てる時はそう感じないのですが、観終わってからの残感がほとんど一緒なんですな。けっして面白くないって訳じゃないのに。
とりあげるテーマが重いのか何かは知りませんが、映画だと何か突出した演技というのかホンマモンの気違いを思わせるキレた俳優が必要なのではないでしょうかね。


古くはジャック・ニコルソンの「カッコーの巣の上で」、最近っても99年だけどアンジョリーナ・ジョリ姉さんのオスカー助演作「17歳のカルテ」など。クリスティーナ・リッチは好きだけどもチョイとパンチ不足でした。17歳でのジョリ姉さんは最高でしたからねぇ、トカゲみたいな顔して(暴言)。


キレ役といえばショーン・ペンゲイリー・オールドマンも忘れちゃいけないとこですが、日本の高カロリー男優、目玉ひん剥く演技で一部から永久にリスペクトを受ける仲代達矢を僕はオススメしたい!・・・誰に?


ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

ベロニカは死ぬことにした (角川文庫)

真木よう子主演映画の原作ですが、これは面白かったですよ。
映画とは、かなり違うのでしょうがねぇ

コレモンですから。見所は十分ありそうでしょ。