男の晩節に光はあるか?

人のブログに酔いにまかせてコメント書くのはもうやめよう。あそこに書くべきではなかったなぁ・・・と反省しておりますのでサックリと消して下さい。すませんでした。・・・とまぁわかる人にしかわからない私信はさておき、先日、格闘技ファン注目のUFC92で旧PRIDEの主役であったシウバ&ノゲイラがそれぞれ試合を行った模様です。


あれほどの栄華を極めた二人ですが時間の時間、ではなく時間の経過というのは残酷なもので共にKO負けという、またしてもPRIDEってそんなに強くないんじゃない?とアンチなファンを後押しする結果となりました。


シウバはアグレッシブな打ち合いを挑んだ結果のカウンター左フック一発で失神大の字でしたから、まだ可能性はあるとして・・・と書いたけどもやはり衰えはあるんでしょうか、全盛時の彼にはノックダウンくらうイメージが持てなかったですからなぁ・・・


不倒のイメージ、例えるなら具志堅用高が12回目の防衛戦でマルチン・バルガスを8Rにノックアウトした時、僕はこのまま永遠に王座を防衛すると思っていたのであります。その具志堅がなぁ・・・13度目の防衛戦で微妙な判定勝利後、因縁の再戦相手ペドロ・フローレスにボロボロになってのKO負け!


そのときの衝撃といったら、シンボリルドルフの2回目の有馬記念、直線に入り岡部騎手のムチ2発の追い出しで、その年のクラシック二冠馬ミホシンザンに4馬身差の圧勝!ほとんど馬なりかよ!強すぎるぜ!と日本では敵なしになったルドルフのアメリカ遠征はG1サンルイレイステークス。日本へも衛星中継されたこのレースでこの最強の日本馬はまさかの7頭立て6着!いいとこなし!惨敗!マジか!


とまぁこのように絶対王者の陥落はファンにとって計り知れない大ダメージを与えるものであります。


・・・皆さん興味が持続しそうもない例えで申し訳ありませんが、この感覚はかつてパンクラスのエースだった船木がヒクソンに負けた時のショックとは微妙に違うのであります。さらに例えるなら当時無敗のJフェザー級王者ウイルフレッド・ゴメスが一階級上のフェザー級王者サルバトール・サンチェスに挑んだ世紀の一戦!
・・・・ってボクシングの話題はやめろ!例えが分かりづらいですからな。


ほんでなんでしたっけ、ああUFCです。すっかり何を書こうとしていたか分からなくなっています。現在進行形で混乱しております。昔、青春ING(アイエヌジー)って言葉があった気がしますが、それには触れないのでご安心下さい。


そうUFCであります。問題はシウバではなくノゲイラのほうなのです。
まずは問題の一戦。対フランク・ミアレスナーUFCデビュー戦に勝った人)

ノゲイラ衰えてますよね?相手のパンチにスピードがそれほどあるとは思えませんし、ミアは寝技の人らしいですしね。生涯初のKO負けらしいです。再起するのでしょうか?次は勝てるかもと思ってるのでしょうか。


男にとって辞め際が重要なのであります。パチスロで痛い目にあうのも止め時ですからな。もうギャンブルを卒業した僕から鈴木啓示(元近鉄監督。野茂との確執は有名)風言わせてもらえば「やらなきゃ負けん」ということです。
しかし男のさがというのでしょうか、人は転がり続けていくですな、この男のように。


いったい何行使ったのか数えたくもありませんが、ここまで読んでくれた方にお礼を言います。ありがとうございます。実はここからが本題です。・・・って長いよ!


ミッキー・ローク・・・昔は色男の代表でしたし「ナイン・ハーフ」の氷を使った斬新な性技は最近でいう加藤鷹の指技並に下半身を刺激し、世のウダツの上がらない男性から羨望の目を集めておりました。しかしながらいつからでしょうかね、絵に描いたように売れなくなりましたのは。この男の失墜はあの猫パンチから始まったんじゃないかとまで言われております(適当)。
シン・シティ」でちょっと復活。僕もロドリゲス作品は好きですから観ましたよ。


そのミッキー・ロークが主演しベネチアで最高賞の金獅子賞を受賞した映画『ザ・レスラー』

僕の好きな映画評論家の町山智浩さんの選ぶ2008年の映画のベスト1でございました。
明日のストリームでこの映画の話をするそうです。


トレーラーを観るとショーン・マイケルズ?なんて思いましたが、テリー・ファンクとジェイク・ロバーツとミック・フォーリーを足して三で割ったようなキャラらしいです。アメプロの陰の部分では「ビヨンド・ザ・マット」がありましたがね、人間ドラマとして素晴らしいらしいのでとても期待しておりますよ。尚、主題歌はブルース・スプリングスティーンであります。といっても僕は彼の熱心なファンとまではいかないので唄ったことに対しての感動はあまりないのですが、映像とは合ってるんじゃないすか?


ここまで書いて消耗しました。シラフですからな。そろそろアルコールの時間です。ではまた。