GSワンダーランドからレッドクリフまで

最近、月曜日か水曜日に休みが多いため、暇つぶしに1000円で映画を観ることが多い。で、昨日観たのがコレ↓

悪くはないけど栗山千明といえばGOGO夕張の印象が強すぎるからなぁ。
温水洋一はイイ味をだしてました。そのまんまなんだけど。


前の日に借りて観たDVDがコレ↓

ジェシカ・アルバはコメディーやらんほうが良い。でも可愛いから良い。
これは観ても観なくても人生に影響なし。
ダーク・エンジェル最高!


電車の中でレッドクリフの影響か、周瑜とか孔明という言葉が聞こえることが多く、そのたびに体がビクリと反応して困る。


僕は『蒼天航路』のファンなのでもちろん曹操のファンなのであるが、この映画の主人公はあくまでトニー・レオン周瑜金城武諸葛孔明であって、劉備などは人徳者であるがカリスマ性は強調されることなく、ワラジを作るのが特技の小心な貧乏領主でなんとも印象が薄い。
かわぐちかいじの描く『太陽の黙示禄』とはえらい違いなのだ。


そして曹操はというと、まさに極悪非道の権力者。バビル二世に例えるならヨミにあてはまる(わかるのか?)。
孫家に攻め入るのも絶世の美女と誉れたかい周瑜婦人の小喬とただヤリたいがためという、この一点が強調されており、ジョン・ウーを含めたごく普通の中国人の三国志観では曹操って人のイメージは良くないらしい。


孫権が一番マシに描かれてるのかなぁという印象。


とにかく悪に立ち向かう主役のキャラ立ちは輝かんばかりであり、まさしくHERO'S。
物語は曹操に立ち向かう周瑜孔明&仲間たち(関羽張飛趙雲)の戦いの大スペクタクル!って誉めすぎか、すまん。


でもこれって悪の徳川に立ち向かう真田十勇士の話となんか似てるなぁ。

映像はド迫力なので劇場で観るべし!長いよ。